なぜ、私が国税の職場を去り、民間に転職するに至ったかについて、ご説明したいと思います。
それは、私の病気の発症から転職を決意するまで、以下のような経過をたどったからです。
0 通常時
職場の友人との飲み会などでストレス発散しており、それ以上深刻になることはありませんでした。
1 鬱状態初期
悩みが深刻になるにつれ相談できる人がだんだんいなくなりました。
そもそも誰かと飲みにいきたいとも思わなくなりました。
だんだん塞ぎこむことが増え、どんどんストレスが溜まっていきました。
2 心療内科を受診
いよいよ仕事に行くのが辛くなり、やむを得ず心療内科を受診することにしました。
心療内科では薬を処方されました。
その結果、しばらくして身体的な症状は安定しますが、悩みの根本の解決には至りませんでした。
3 部内提携カウンセラーを受診
根本的な問題を解決するため、部内提携カウンセラーを受診することにしました。
しかし、予約等の手続きの中で職場にカウンセリングを受けていることが何となく知られてしまいました。
それ以来、職場から腫物に触るような扱いを受けるように感じるようになり、ますます職場に居づらくなってきました。
4 限界を迎え、病気休暇取得
ついに心身ともに限界を迎え、仕事に行くことができなくなりました。
心療内科は継続して受診していましたが、やはり根本的な問題は何も解決されていませんので、復職できる状況になく、休みが長期化していき、あっという間に病気休暇の期間が満了してしまいました。
5 休職期に入り、民間カウンセラーに相談
病気休暇の期間が満了し休職期間に入りました。
休みが長期化するにつれ、将来に対する不安感が一層増し、かなり焦りを感じるようになりました。
この状況を打開するため、さまざまな情報を収集し、まず近隣のカウンセラーに相談することにしました。
民間のカウンセラーは悩みをしっかり聞いていただけましたが、職場固有の問題を理解していただけないため、やはり根本的な問題の解決には至りませんでした。
また、休職期間にユーチューブで知った適応障害や休職を専門に対応しているカウンセラーにわざわざ直に会いに逢いにいきました。
やはりとても熱心にお話を聞いていただいたのですが、やはりこれまで同様、今、現実として起こっている問題を解決することはでできませんでした。
さまざまな手段を尽くしましたが、結果的に誰にも相談できず、問題を解決することができないことを悟り、更に絶望感が増していきました。
6 自分で熟慮し、転職を決断
結局自分でどうするか判断するしかないと分かり、さんざん自分で悩みました。
自分が出した結論は、「転職」でした。
その理由は、職場に復帰しても根本的な問題が解決していないので、すぐ再発してしまう可能性が高いと思ったからです。
自分自身で転職を決断しましたので、その後は転職活動に舵を切っていきました。
いいね!
コメントする
シェア